オホーツク海の海氷分布(月概況)
令和元年5月10日発表
気象庁 地球環境・海洋部
診断(2019年4月)
オホーツク海の海氷域面積は月を通しておおむね平年より小さく経過しました。
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2019年4月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
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図2 オホーツク海の海氷域面積(2018年11月~2019年04月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では4月に入り上旬は北部を中心に、中旬以降は全域で気温が平年より高く経過しました。 このため、海氷の融解が急速に進み、オホーツク海全域の海氷域面積は月を通しておおむね平年より小さく経過しました。
北海道周辺の流氷の動き
オホーツク海南部の海氷は急速に融解が進み、海氷の太平洋への流出は4月中旬に終息しました。 北海道周辺の海氷は4月中旬にすべて融解し、下旬には海氷域の南端は北緯47度付近まで後退しました。
網走では4月14日に平年より3日遅い流氷終日となりました。