オホーツク海の海氷分布(月概況)
令和3年5月10日 気象庁発表
診断(2021年4月)
オホーツク海の海氷域面積は4月上旬、中旬はおおむね平年より小さく、下旬は平年並で経過しました。
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2021年4月)
赤線は平年(1981年から2010年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
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
図2 オホーツク海の海氷域面積(2020年11月~2021年04月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では、4月上旬、中旬はおおむね全域で気温が平年より高く海氷の融解が進み、オホーツク海全域の海氷域面積はおおむね平年より小さく経過しました。下旬は寒気の影響により海氷の融解が緩やかになり、オホーツク海全域の海氷域面積は平年並で経過しました。
北海道周辺の流氷の動き
オホーツク海南部の海氷は融解が進み、北緯46度以南の海氷は4月末にはすべて融解しました。なお、網走では3月28日に平年より14日早い流氷終日となりました。