オホーツク海の海氷分布(月概況)
令和4年6月10日 気象庁発表
診断(2022年5月)
オホーツク海の海氷域面積は、5月上旬から中旬にかけては過去最小水準で経過しましたが、下旬には平年並になりました。
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5月31日 |
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図1 オホーツク海の海氷分布の経過(2022年5月)
赤線は平年(1991年から2020年の平均)の海氷縁です。
下段の分布図の上にカーソルを置くと、上段に拡大図が表示されます。
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図2 オホーツク海の海氷域面積(2021年11月~2022年05月)
解説
オホーツク海全体の海氷の状況
オホーツク海では4月に引き続き海氷の融解が進み、オホーツク海全域の海氷域面積は5月上旬から中旬にかけては過去最小水準で経過しました。
オホーツク海北部では気温が平年より低く経過したため、5月中旬以降は海氷の融解が緩やかになり、オホーツク海全域の海氷域面積は月の終わりには平年並になりました。