日本沿岸の月平均潮位の変動
2024年6月20日 気象庁発表
(次回発表予定 2024年7月22日)
診断(2024年5月)2024年5月の月平均潮位は、最近5年間の同月の平均と比べ、父島でかなり低く、東海地方から四国地方にかけての沿岸、沖縄本島地方、および大東島地方でやや低い状態でした。 ![]() 2024年5月 月平均潮位偏差分布 月平均潮位偏差とは、最近5年間の月平均値からの差で、正(負)の値は最近5年間の月平均値より高い(低い)ことを示しています。偏差は、図の下方にあるスケールと同じ色で分類されています。 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響により、▲で示した地点は診断での利用を休止しています。詳しくは、「潮位観測施設への平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響」をご覧ください。 令和6年(2024年)能登半島地震の影響により、■で示した地点は診断での利用を休止しています。 所管機関が気象庁から、下関は国土交通省港湾局へ、銚子漁港は千葉県へ変更になりましたが、診断への利用を継続しています。 偏差をΔHとすると、ΔHの分類は以下のとおりです。
解説東海地方から四国地方にかけての沿岸、父島、沖縄本島地方では、月平均海面気圧が最近5年間の同月の平均に比べ約1~2hPa高くなりました。 関連情報海洋の知識
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