日本沿岸の月平均潮位の変動
2024年10月21日 気象庁発表
(次回発表予定 2024年11月20日)
診断(2024年9月)2024年9月の月平均潮位は、最近5年間の同月の平均に比べ、父島でかなり高く、大東島地方、石垣島地方でやや高い状態でした。一方、東海地方から九州にかけての太平洋沿岸及び瀬戸内海でやや~かなり低い状態でした。 2024年9月 月平均潮位偏差分布 月平均潮位偏差とは、最近5年間の月平均値からの差で、正(負)の値は最近5年間の月平均値より高い(低い)ことを示しています。偏差は、図の下方にあるスケールと同じ色で分類されています。 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響により、▲で示した地点は診断での利用を休止しています。詳しくは、「潮位観測施設への平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の影響」をご覧ください。 令和6年(2024年)能登半島地震の影響により、■で示した地点は診断での利用を休止しています。 所管機関が気象庁から、下関は国土交通省港湾局へ、銚子漁港は千葉県へ変更になりましたが、診断への利用を継続しています。 偏差をΔHとすると、ΔHの分類は以下のとおりです。
解説月を通して、父島では暖水域、石垣島地方では暖水域や暖水渦の影響で、月平均表層水温が最近5年間の同月の平均に比べ高い状態でした。 関連情報海洋の知識
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