日本近海の海流(月概況)

令和8年2月20日 気象庁発表
(次回発表予定  3月23日)

診断(2026年1月)

黒潮(表1)
  • 黒潮は、都井岬では、上旬から中旬の前半は接岸、中旬の後半から下旬の前半は離岸、下旬の後半は接岸して流れていました。足摺岬では、上旬から下旬の前半は接岸、下旬の後半は離岸して流れていました。室戸岬では、上旬は離岸して流れていましたが一時接岸、中旬、下旬は接岸して流れていました。潮岬では、月を通して接岸して流れていました。
  • 東海沖の黒潮の最南位置は、上旬は北緯32.5度、東経139度付近、中旬は北緯32.5度、東経140度付近、下旬は北緯33度、東経138.5度付近でした。
  • 伊豆諸島付近では、上旬は三宅島と八丈島の間、中旬は八丈島の南、下旬は八丈島付近を流れていました。
親潮・対馬暖流(表2)
  • 親潮の南限位置は、上旬、中旬は北緯41.5度、東経144度付近、下旬は北緯41度、東経147度付近でした。
  • 親潮の面積は、上旬は平年より小さく、中旬、下旬は平年よりかなり小さくなっていました。
  • 対馬暖流の勢力は、月を通して平年よりかなり強くなっていました。

日本近海の深さ100mの月平均水温分布図(2026年1月)
日本近海の深さ100mの月平均水温分布図(2026年1月)

この図の水温は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流

2026年1月の沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況は、表1のとおりでした。

表1:沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の旬ごとの経過
海域・項目 上旬 中旬 下旬
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 旬の前半は接岸、後半は離岸 旬の前半は離岸、後半は接岸
足摺岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸 旬の前半は接岸、後半は離岸
室戸岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸、一時接岸 接岸 接岸
潮岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸 接岸
東海沖の黒潮流路の最南位置(※2 北緯32.5度、東経139度付近 北緯32.5度、東経140度付近 北緯33度、東経138.5度付近
伊豆諸島付近の黒潮通過位置(※1 三宅島と八丈島の間 八丈島の南 八丈島付近
房総半島での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 離岸 離岸
その他の顕著な現象 伊豆諸島近海では、上旬に北緯33.5度、東経139度付近に冷水渦が、中旬に北緯33.5度、東経139.5度付近に冷水域が、それぞれみられた
東海沖では、中旬に北緯33.5度、東経137度付近、下旬に北緯33.5度、東経138.5度付近に冷水渦がみられた
南大東島の東では、下旬に北緯25.5度、東経133.5度付近に暖水渦がみられた
南大東島の南西から沖縄本島の南東では、上旬に北緯25度、東経130.5度付近、中旬に北緯25度、東経130度付近、下旬に北緯25度、東経129.5度付近に冷水渦がみられた
沖縄本島の南西では、上旬に北緯24.5度、東経127度付近に暖水域がみられた

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

日本の東と日本海の海流

2026年1月の日本の東と日本海の海流は、表2のとおりでした。

表2:日本の東と日本海の海流の旬ごとの経過
項目 上旬 中旬 下旬
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※3 北緯41.5度、東経144度付近 北緯41.5度、東経144度付近 北緯41度、東経147度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※3 なし なし なし
親潮の面積(※4 平年より小さい 平年よりかなり小さい 平年よりかなり小さい
日本の東の黒潮系暖水の北限緯度(※5 北緯37.5度付近(平年並)(経度は東経145度付近) 北緯37.5度付近(平年より北)(経度は東経144度付近) 北緯38度付近(平年より北)(経度は東経145度付近)
その他の日本の東の海流 本州東方では、上旬に北緯40度、東経147.5度付近、中旬に北緯40.5度、東経147度付近に暖水渦がみられた
三陸沖では、上旬に北緯38.5度、東経145.5度付近、中旬に北緯39度、東経145.5度付近、下旬に北緯39.5度、東経145度付近に暖水渦がみられた
対馬暖流の勢力(※6 平年よりかなり強い 平年よりかなり強い 平年よりかなり強い

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

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