1990/04/03 22:15頃 沖縄県国頭郡金武町で発生した竜巻

発生日時・場所、藤田スケール、被害状況など

竜巻ダウンバースト区別 竜巻
発生日時
(誤差範囲)
1990年04月03日22時15分
(-5分~+5分)
発生場所 緯度
(誤差範囲)
26度27分23秒
(±9秒)
経度
(誤差範囲)
127度51分52秒
(±9秒)
都道府県 沖縄県
市町村 国頭郡金武町
番地 字屋嘉1739-2
消滅日時
(誤差範囲)
1990年04月03日22時25分
(-5分~+5分)
消滅場所 緯度
(誤差範囲)
26度27分33秒
(±1秒)
経度
(誤差範囲)
127度52分44秒
(±1秒)
都道府県 沖縄県
市町村 国頭郡字伊芸
番地 778-1
藤田スケール(Fスケール) F2
被害域幅(m) 150
被害域長さ(km) 1.5
移動方向 東 
 
移動速度(km/h) 9
継続時間(分) 10
回転方向
発生地点区別 水上(その後上陸)
総観場 寒冷前線 
 
 
総観規模じょう乱からの位置 南南東
被害状況 死者 0
負傷者 合計 16
重傷 2
軽傷 14
住家被害 合計 8
全壊 0
半壊 0
一部損壊 8
非住家被害 合計 1
全壊 0
半壊 1
一部損壊 0
その他の被害 車両被害6台(1台転覆、5台ガラス破損)、ビニールハウス全壊、街路樹の倒木・破損約160本、ゴルフ場のネット・ワイヤー破損、船舶被害3隻
特徴 竜巻の発生した当時の気象状態は、那覇の高層資料より、3日21時頃には400hPaに達する湿潤層があり、大気成層は不安定であった。また、4日に09時の那覇の高層資料からは、中層に寒冷・乾燥空気の移流が確認されることから、九州付近の低気圧の前面で強い暖気移流、後面で強い寒気移流があり、寒冷前線の近傍では積乱雲の発達しやすい環境場が形成されていた。

   藤田スケールは、ア)被害の詳細な情報等から推定できたもの、イ)文献等からの引用または被害のおおまかな情報等から推定したもの、があり、F2以上の事例ではア)とイ)を区別し、イ)の場合には値を括弧で囲んでいる。F0~F1の事例では、ア)とイ)の区別は行っていない。

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