1998/02/17 02:30頃 沖縄県久米島具志川村で発生した竜巻

発生日時・場所、藤田スケール、被害状況など

竜巻ダウンバースト区別 竜巻
発生日時
(誤差範囲)
1998年02月17日02時30分
(-10分~+0分)
発生場所 緯度
(誤差範囲)
26度22分53秒
(±1秒)
経度
(誤差範囲)
126度44分45秒
(±1秒)
都道府県 沖縄県
市町村 久米島具志川村
番地 仲村渠地区海岸
消滅日時
(誤差範囲)
1998年02月17日02時40分
(-5分~+0分)
消滅場所 緯度
(誤差範囲)
26度23分4秒
(±1秒)
経度
(誤差範囲)
126度47分13秒
(±1秒)
都道府県 沖縄県
市町村 久米島仲里村
番地 比屋定地区海岸
藤田スケール(Fスケール) F1~F2
被害域幅(m) 20~100
被害域長さ(km) 4.0
移動方向 東 
 
移動速度(km/h) 不明
継続時間(分) 10
回転方向 低気圧性(反時計回り)
発生地点区別 水上(その後上陸)
総観場 停滞前線 
 
 
総観規模じょう乱からの位置
被害状況 死者 0
負傷者 合計 1
重傷 1
軽傷 0
住家被害 合計 1
全壊 0
半壊 0
一部損壊 1
非住家被害 合計 2
全壊 1
半壊 0
一部損壊 1
その他の被害 コンクリート製電柱2本倒壊、小学校及び住宅の窓ガラスの破損、停電1000世帯、車両の横転、樹木の折損やサトウキビの倒伏
特徴 竜巻の発生した時間帯には、発達した積乱雲が久米島を通過している。また、竜巻は久米島の北部を蛇行しながら西から東へ横断する経路をとり、海上から陸に上陸し、また、海上に抜けていった。また、海岸付近での被害は連続的なものではなく、所々局地的に発生しており、このことから、地表面の標高差が著しいとところでは、ロート雲の下部が地上に達したり、離れたりしたことが推定できた。

   藤田スケールは、ア)被害の詳細な情報等から推定できたもの、イ)文献等からの引用または被害のおおまかな情報等から推定したもの、があり、F2以上の事例ではア)とイ)を区別し、イ)の場合には値を括弧で囲んでいる。F0~F1の事例では、ア)とイ)の区別は行っていない。

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