4.1 大都市における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向

要素:

ここでは気象庁の観測データを基に、大都市における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温のこれまでの変化を示します。

全体の評価については 1.1(1) 都市化率と平均気温等の長期変化傾向 をご覧ください。


図 大都市における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
札幌における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向 仙台における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
CSVファイル 札幌(1877年〜):平均気温日最高気温日最低気温 CSVファイル 仙台(1927年〜):平均気温日最高気温日最低気温
東京における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向 横浜における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
CSVファイル 東京(1876年〜):平均気温日最高気温日最低気温 CSVファイル 横浜(1897年〜):平均気温日最高気温日最低気温
新潟における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向 名古屋における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
CSVファイル 新潟(1882年〜):平均気温日最高気温日最低気温 CSVファイル 名古屋(1891年〜):平均気温日最高気温日最低気温
京都における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向 大阪における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
CSVファイル 京都(1881年〜):平均気温日最高気温日最低気温 CSVファイル 大阪(1883年〜):平均気温日最高気温日最低気温
広島における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向 福岡における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
CSVファイル 広島(1879年〜):平均気温日最高気温日最低気温 CSVファイル 福岡(1890年〜):平均気温日最高気温日最低気温
鹿児島における年平均した平均気温、日最高気温、日最低気温の長期変化傾向
CSVファイル 鹿児島(1883年〜):平均気温日最高気温日最低気温

統計期間は各地点の統計開始年から2023年まで。細い折れ線は毎年の値、太い折れ線は5年移動平均値、太い直線は長期変化傾向(統計期間にわたってデータが均質で、かつ信頼水準90%以上で有意な場合に限る)を示す。なお、観測場所の移転があった場合は横軸上にで示し、移転前のデータを補正しており、公開されている観測データとは値が異なる。また、気象庁の統計値において、1953~1963年の期間は日界(日別値を求める際に用いる一日の区切り)を9時として日最高・最低気温を観測していた。日界の時刻の変更による系統的な違いについては、藤部(1999)などで述べられている。現在は24時を日界として観測していることから、日最低気温は、現在の値に対して地点・月により大きいところで約0.4~0.6℃程度高くなっていることが見込まれる。

参考文献

  • 藤部文昭, 1999: 日最低・最高気温の統計値における日界変更の影響. 天気, 46, 819-829.

参考


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