全般海氷情報
令和7年4月1日 気象庁発表
(次回発表予定 4月4日)
診断
海氷は国後島の一部で接岸しています。海氷の一部は根室海峡に流入しています。
今後1週間、北海道周辺の海氷は沖合に離れ、融解が進むでしょう。海氷の一部は引き続き根室海峡に流入する見込みです。
船舶は海氷の動きに注意して下さい。

- 海氷の密接度(海域中に海氷が占める面積の割合)によって4段階に色分けされています。
- 北海道周辺の海氷解析には、海上保安庁による観測結果を利用しています。

- 白い領域が海氷域であり、赤い線は平年(3月31日)の海氷縁です。

- 4月1日のオホーツク海の海氷域面積:62.98万km2(オホーツク海の40.08%が海氷域)
- 海氷解析図
- 気象無線模写通報
- 平年との比較図
- 海氷域面積の経過図
解説
オホーツク海南部の海氷の状況
オホーツク海南部の海氷は、枝幸町から北見市常呂にかけての海岸40~60キロメートル付近にあります。根室海峡に流入した海氷の一部は国後島に接岸しています。
今後1週間の予想
南または西の風が吹く日が多く、北海道周辺の海氷は沖合に離れ、融解が進むでしょう。海氷の一部は引き続き根室海峡に流入する見込みです。
付近を航行する船舶は海氷の動きに注意してください。