全般海氷情報
令和7年3月28日 気象庁発表
(次回発表予定 4月1日)
診断
海氷は知床半島と国後島の一部で接岸しています。海氷の一部は根室海峡に流入しています。
今後1週間、北海道周辺の海氷は沖合に離れ、融解が進むでしょう。海氷の一部は引き続き根室海峡に流入する見込みです。
船舶は海氷の動きに注意して下さい。

- 海氷の密接度(海域中に海氷が占める面積の割合)によって4段階に色分けされています。

- 白い領域が海氷域であり、赤い線は平年(3月25日)の海氷縁です。

- 3月28日のオホーツク海の海氷域面積:65.50万km2(オホーツク海の41.68%が海氷域)
- 海氷解析図
- 気象無線模写通報
- 平年との比較図
- 海氷域面積の経過図
解説
オホーツク海南部の海氷の状況
オホーツク海南部の海氷は、浜頓別町から紋別市にかけての海岸20~40キロメートル付近にあります。網走市の海岸付近では、小規模な海氷が散在しています。知床半島と国後島の一部で接岸しています。また、海氷の一部は根室海峡に流入しています。
今後1週間の予想
南または西の風が吹く日が多く、北海道周辺の海氷は沖合に離れ、融解が進むでしょう。海氷の一部は引き続き根室海峡に流入する見込みです。
付近を航行する船舶は海氷の動きに注意してください。