解説

特定期間の気象データについて

規模が比較的大きな気象災害が発生又は予測される場合に、その期間の降水量や風速などの合計値や最大値をご覧になれます。1時間ごとに更新します。

データの集計方法

特定期間の気象データでは、以下の方法で集計を行っています。

データ 集計の方法
降水量の期間合計値
特定期間の初日から終日(今日の場合は最新時刻)までの日降水量の合計値です。
降水量の期間合計値と月平年値との比
降水量の期間合計値と月平年値との比です。%(パーセント)で表しています。
1時間降水量の期間最大値
3時間降水量の期間最大値
6時間降水量の期間最大値
12時間降水量の期間最大値
24時間降水量の期間最大値
48時間降水量の期間最大値
72時間降水量の期間最大値
1時間降水量の期間最大値は、特定期間の初日0時01分から終日24時00分(今日の場合は最新時刻)までにおける1分ごとの前1時間降水量の最大値です。
3時間降水量の期間最大値は、特定期間の初日0時10分から終日24時00分(今日の場合は最新時刻)までにおける10分ごとの前3時間降水量の最大値です。6~72時間降水量についても同様に10分ごとの最大値です。
期間最大風速
特定期間の初日0時01分から終日24時00分(今日の場合は最新時刻)までにおける1分ごとの前10分間平均風速の最大値です。
期間最大風速の年平年比
期間最大風速の年平年値に対する比です。倍率で表しています。
期間最大瞬間風速
特定期間の初日から終日(今日の場合は最新時刻)までの瞬間風速の最大値です。
期間最大瞬間風速の年平年比
期間最大瞬間風速の年平年値に対する比です。倍率で表しています。
期間最深積雪
特定期間の初日1時から終日24時(今日の場合は最新時刻)までの積雪の深さの最大値です。
期間最深積雪の年平年比
期間最深積雪の年平年値に対する比です。%(パーセント)で表しています。なお、地図には平年値が3cm以上の地点を表示しています。
降雪量の期間合計値
特定期間の初日から終日(今日の場合は最新時刻)までの日降雪量の合計値です。
降雪量の期間合計平年比
降雪量の期間合計値の日平年値の期間合計値に対する比です。%(パーセント)で表しています。なお、地図には平年値の期間合計値が3cm以上の地点を表示しています。
3時間降雪量の期間最大値
6時間降雪量の期間最大値
12時間降雪量の期間最大値
24時間降雪量の期間最大値
48時間降雪量の期間最大値
72時間降雪量の期間最大値
3時間降雪量の期間最大値は、特定期間の初日1時から終日24時(今日の場合は最新時刻)までにおける1時間ごとの前3時間降雪量の最大値です。6~72時間降雪量についても同様に1時間ごとの最大値です。
観測史上1位の値を更新
降水と風の特定期間の最大値が、統計開始からこれまで(特定期間初日の前日まで)の1位の値以上であれば、「観測史上1位の値を更新した」ことになります。
なお、観測開始または移転等により観測環境が変わった時を統計開始とし、統計開始から10年目以降の地点を対象としています。
観測史上1位の値以上を記録
雪の特定期間の最大値が、統計開始からこれまで(昨冬まで)の1位の値以上である場合に表示します。特定期間の最大値を記録した前日までの今冬の1位の値以上であれば、「観測史上1位の値を更新した」ことになります。
なお、観測開始または移転等により観測環境が変わった時を統計開始とし、統計開始から10年目以降の地点を対象としています。
月の1位の値以上を記録
特定期間の最大値が、統計開始からこれまで(降水と風は特定期間初日の前日まで、雪は昨冬まで)の1位(月別)の値以上である場合に表示します。比較する月は特定期間により異なります。特定期間の最大値を記録した月と比較する月が同じ場合は、「観測史上1位(月別)の値を更新した」ことになります。
なお、観測開始または移転等により観測環境が変わった時を統計開始とし、統計開始から10年目以降の地点を対象としています。
※南鳥島及び昭和(南極)は除外しています。また、雪に関しては自動観測を行っている地点のみを表示しています。

凡例

プロット図

各地図の右下にあるスケールに従い、降水量や風速などを階級別に色分けしています。

地図に付加する記号

表示例 意味 解説
観測史上最大 観測史上1位の値を更新
昨冬までの1位の値以上
特定期間の最大値が、これまで(降水と風は特定期間初日の前日まで、雪は昨冬まで)の観測史上1位の値以上である場合に付加します。
月の観測史上最大 これまでの月別の1位の値以上
昨冬までの月別の1位の値以上
特定期間の最大値が、これまで(降水と風は特定期間初日の前日まで、雪は昨冬まで)の観測史上1位(月別)の値以上である場合に付加します。比較する月は特定期間により異なります。
  • いずれも、観測開始または移転等により観測環境が変わって10年目以降の地点を対象とします。

データ(一覧表)

各地点の、降水、風、雪の期間合計値や期間最大値、これまで(降水と風は特定期間初日の前日まで、雪は昨冬まで)の観測史上1位の値を表示します。

備考欄

表示例 解説
観測史上1位の値を更新 観測史上1位の値を更新しました。
昨冬までの1位の値以上 昨冬までの観測史上1位の値以上となりました。ただし、観測史上1位とは異なる場合があります。
これまでの1月の1位の値以上 月(例:1月)の1位の値以上となりました。ただし、観測史上1位(月別)とは異なる場合があります。
昨冬までの1月の1位の値以上 昨冬までの月(例:1月)の1位の値以上となりました。ただし、観測史上1位(月別)とは異なる場合があります。
  • いずれも、観測開始または移転等により観測環境が変わって10年目以降の地点を対象とします。

データとデータに付加する記号

表示例 意味 解説
100 正常値 統計値を求める対象となる資料が全てある値です。
100 ) 準正常値 統計を行う対象資料が許容範囲内で欠けていますが、上位の統計に用いる際は一部の例外を除いて原則として正常値と同等に扱います。必要な資料数は、要素または現象、統計方法により若干異なりますが、全体数の80%を基準とします。
100 ] 資料不足値 統計を行う対象資料が許容範囲を超えて欠けています。値そのものを信用することはできず、通常は上位の統計に用いませんが、極値、合計、度数等の統計では、その値以上(以下)であることが確実である、といった性質を利用して統計に利用できる場合があります。
/// 欠測等 統計を行う対象資料が全て欠けています。平年比を求めない場合にも用います。
-- 現象なし 期間最深積雪と降雪量の期間合計値で、気象台等の地点において積雪や降雪が観測されなかった場合に「0」と区別して用います。準正常値や資料不足値の場合はそれぞれの記号を付加します。なお、一部地点では積雪や降雪があっても1cmに満たない場合は「--」としています。詳細は「要素ごとの値の補足説明 5.雪」をご覧下さい。
  • 特定期間内に資料が欠けているほか、終日が今日の場合は、特定期間内の集計が確定していないため、十分なデータが集まるまで準正常値や資料不足値になります。

地点の種別

地点には「アメダス」と地上気象観測を行う「気象台、測候所、特別地域気象観測所」の2種類があります。
このうち気象台等の地点には「東京*」のように「*」をつけています。

ランキングデータ(一覧表)

期間中の合計値や最大値を要素ごとに上位20位まで表示します。
「データに付加する記号」と「地点の種別」は、「データ(一覧表)」と同様です。

観測史上1位の値 更新状況

期間中に観測史上1位の値を更新または記録した観測所と観測値を表示します。
「データに付加する記号」と「地点の種別」は、「データ(一覧表)」と同様です。

特定期間の途中までの資料

各コンテンツは、特定期間の初日から終日(今日の場合は最新時刻)までを集計した値のほかに、初日から各日(24時)までを集計した値もご覧頂けます。コンテンツ上部のプルダウンメニューから日付けを選択して頂くか、左右の三角ボタンで前後の日に移動できます。

  • 初日から各日(24時)までを集計した値は、特定期間の表示開始後に順次作成します。このため、開始直後は未作成の場合がありますので、しばらく時間をおいてから改めてご覧下さい。

データの更新時刻

特定期間の気象データにおける各データの更新時刻は次のとおりです。

データ 更新時刻
初日から終日(今日の場合は最新時刻)までの集計データ 毎時35分頃に更新
初日から各日(24時)までの集計データ 毎時55分頃に順次更新

リンク

こちらもご参照下さい。



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