梅雨前線による大雨 平成18年(2006年)6月21日~6月28日
熊本県を中心に西日本で大雨。
災害状況
死者1名、負傷者8名
住家全壊1棟、一部損壊18棟
床下浸水96棟など
(気象庁まとめ)
概要
6月21日から6月28日にかけて、東シナ海から西日本を通って本州南岸にのびる梅雨前線の活動が活発となり、西日本を中心に大雨となった。降り始めからの総降水量は、熊本県で500ミリを超え、西原村俵山(タワラヤマ)で628ミリとなった。また、九州北部地方を中心に総降水量が6月の月間降水量平年値を超えた所があった。
特に、26日は、九州北部地方に停滞した梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、熊本県や長崎県を中心に1時間に50ミリを超える非常に激しい雨となり、益城で06時10分までの1時間に114ミリ、長崎市長浦岳(ナガウラダケ)で03時10分までの1時間に94ミリの猛烈な雨が降った。
この大雨により、西日本を中心に土砂災害や浸水害などが発生し、熊本県山都町で崖崩れにより死者1名となった。
大雨の状況
問い合わせ先
気象庁観測部計画課情報管理室 電話 03-3212-8341(内線 4154, 4157)