2.2 平均相対湿度の長期変化傾向と都市化率の関係
概要
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(注1)ここでは、平成28年度調査時の観測地点において、観測地点を中心とした半径7kmの円内における人工被覆率(平成28年度版国土数値情報土地利用3次メッシュ(1kmメッシュ)における建物用地、道路、鉄道、その他の用地の占める割合)を都市化率と定義しています。 |
平均相対湿度の長期変化傾向と都市化率の関係
図 全国47地点における年平均相対湿度の変化率と都市化率の相関図(1927(注2)~2023年)
統計期間は1927年から2023年まで。直線は回帰直線を示している。
(注2)統計期間は、国内主要都市の統計値が揃う1927年以降としています。
解説
1927年から2023年までの期間で、データの均質性を確保できる全国47地点(当該期間に移転のあった観測場所は含まれない)において、年平均相対湿度の長期変化傾向と都市化率(注1)との関係を図に示します。 年平均相対湿度は、都市化率が大きい地点ほど低下率が大きい傾向があり(信頼水準90%以上で統計的に有意)、都市化の影響が明瞭に現れています。