異常気象リスクマップ
確率降水量 地点別一覧表(アメダス) 沖縄南西部
アメダス(1976~2007年で20年以上観測データのある地点)による24時間降水量から統計的に推定した確率降水量の一覧表。再現期間30年と50年の値を示す。現在は観測をしていない地点も含まれている(統計期間を参照)。「SLSC」は選択された分布形(表中に「Gumbel」「GEV」等で示す)が観測データにどれだけ適合しているかどうかの指標で、一般に0.04以下ならば良く適合しているとされている(参照:確率降水量の推定方法)。
なお、ここに示す確率降水量は毎正時の観測値による年最大24時間降水量を用いて算出されている。アメダス地点の年最大24時間降水量は、2002年までは正時値、2003年以降は10分値に基づいて統計されているが、異常気象リスクマップの確率降水量では大雨の変化傾向を示す必要があることから、算出には均質なデータを用いることとし、正時値による年最大値のみを用いて算出している。
同じ24時間降水量であっても、観測頻度が多い方がより大きな降水量を観測する可能性が高く、毎正時と10分毎の観測値では統計的に質が異なると考えられるため、ここに示す確率降水量を用いて実際降った大雨の再現期間を推定する場合には、10分値観測値ではなく、毎正時の1時間降水量実況値を積算して求めた24時間降水量で比較する必要がある。
都道府県 | 地点名 | 24時間降水量 | データ期間(年) | |||
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30年確率降水量(mm) | 50年確率降水量(mm) | SLSC | 分布形 | |||
沖縄県 | 伊良部 | 312 | 338 | 0.030 | Gumbel | 1978~2007 |
沖縄県 | 宮古島 | 364 | 400 | 0.035 | SQRT-ET | 1977~2007 |
沖縄県 | 城辺 | 370 | 425 | 0.044 | GEV | 1978~2007 |
沖縄県 | 多良間 | 480 | 562 | 0.031 | LPE3 | 1978~2007 |
沖縄県 | 伊原間 | 355 | 398 | 0.031 | GEV | 1977~2007 |
沖縄県 | 与那国島 | 325 | 353 | 0.029 | Gumbel | 1978~2007 |
沖縄県 | 川平 | 375 | 406 | 0.024 | Gumbel | 1978~2007 |
沖縄県 | 西表島 | 331 | 359 | 0.038 | Gumbel | 1978~2003 |
沖縄県 | 石垣島 | 375 | 404 | 0.021 | Gumbel | 1977~2007 |
沖縄県 | 大原 | 382 | 413 | 0.017 | Gumbel | 1978~2007 |
沖縄県 | 波照間 | 349 | 386 | 0.043 | LN | 1979~2007 |