オゾン層・紫外線
オゾンは成層圏(10~50km上空)に多く存在しており、このオゾンの多い層をオゾン層といいます。 オゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護しています。 現在、クロロフルオロカーボン類などから生じた塩素・臭素によるオゾン層破壊が、ほぼ全世界で生じています。 オゾン層破壊は、特に南極域の春季に発生するオゾンホールに顕著に現れています。 このようなオゾン層破壊に伴って、有害紫外線(UV-B)の増加による皮膚がんや白内障など人の健康への影響が懸念されています。また、オゾン層破壊により大気の循環が変化し、気候や地上付近の天候にも影響を及ぼすことが報告されています。
お知らせ/トピックス
- 2024年10月30日 南極オゾンホールの状況(2024年)を更新しました。
- 2024年10月30日 オゾン層のデータ集、紫外線のデータ集に2024年9月の月統計結果を掲載しました。
- 2024年3月28日 オゾン全量の経年変化、紫外線の経年変化のページを更新しました。
- 2024年3月28日 データの見直しにより、オゾン層のデータ集のつくばの2023年1月から12月のオゾン全量観測データを更新しました。
- 2024年3月28日 データの見直しにより、オゾン層のデータ集のつくばの2022年2月と2023年2月、昭和基地の2021年4月から2023年2月のオゾンゾンデ観測データを更新しました。
- 2024年3月28日 データの見直しにより、紫外線のデータ集のつくばと昭和基地の2023年1月から12月の紫外線観測データを更新しました。
- 2024年1月29日 南極オゾンホールの経年変化のページに、2023年のデータ(日別のオゾンホール面積の年積算値、オゾンホールの消滅日)を掲載しました。
- 2023年11月29日 オゾン層・紫外線の年のまとめ(2022年)を掲載しました。
- 2023年11月29日 世界のオゾン層の状況(2022年)、北半球高緯度のオゾン層の状況(2022年)、日本(札幌、つくば、那覇)及び南極昭和基地の上空のオゾン層の状況(2022年)を公開しました。
- 2023年11月29日 南極オゾンホールの経年変化のページに2023年のデータ(オゾンホールの年最大面積、オゾン欠損量の年最大値、領域最低オゾン全量の年極値)を掲載しました。
- 2023年11月29日 南極オゾンホールの年最大面積の経年変化、南極域の月平均オゾン全量分布図のページに2023年のデータを掲載しました。
診断情報
診断情報 最新のオゾン層・紫外線の状況です |
オゾン層 |
南極オゾンホール
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紫外線 |
紫外線の経年変化 |
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各年のオゾン層・紫外線の状況をまとめています 2011年から2018年についてはPDF形式の年のまとめ、 |
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WMO(世界気象機関)とUNEP(国連環境計画)が連携し、オゾン層破壊に関する状況を総合的にまとめた報告書の総括要旨の和訳です |