エルニーニョ監視速報(No.387)
<監視・予測資料>
気象庁 大気海洋部
令和6年12月10日
令和6年12月10日
エルニーニョ監視指数(2024年11月)
- エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差は-0.2℃
エルニーニョ現象等監視海域
NINO.3 : エルニーニョ監視海域
NINO.WEST : 西太平洋熱帯域
IOBW : インド洋熱帯域
(a) エルニーニョ監視海域の 海面水温の基準値*との差 (℃) NINO.3 |
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(b) 南方振動指数** TAHITI - DARWIN |
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(c) 西太平洋熱帯域の 海面水温の基準値*との差 (℃) NINO.WEST |
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(d) インド洋熱帯域の 海面水温の基準値*との差 (℃) IOBW |
図3 各監視指数の最近10年間の経過
折線は月平均値、滑らかな太線は5か月移動平均値を示す。赤色の陰影はエルニーニョ現象の発生期間を、青色の陰影はラニーニャ現象の発生期間を示している。
*基準値はその年の前年までの 30年間の各月の平均値((c)西太平洋熱帯域と(d)インド洋熱帯域では30年間の変化傾向による上昇分を加えている)。
**南方振動指数はタヒチとダーウィン (TAHITI と DARWIN 上図に位置を示した) の地上気圧の差を指数化したもので、貿易風の強さの目安の1つであり、正(負)の値は貿易風が強い(弱い)ことを表している。指数の算出に用いた気圧の平年値は1991〜2020年の30年平均値。
*基準値はその年の前年までの 30年間の各月の平均値((c)西太平洋熱帯域と(d)インド洋熱帯域では30年間の変化傾向による上昇分を加えている)。
**南方振動指数はタヒチとダーウィン (TAHITI と DARWIN 上図に位置を示した) の地上気圧の差を指数化したもので、貿易風の強さの目安の1つであり、正(負)の値は貿易風が強い(弱い)ことを表している。指数の算出に用いた気圧の平年値は1991〜2020年の30年平均値。
表 エルニーニョ監視海域の海面水温と南方振動指数の最近1年間の値
エルニーニョ監視海域における基準値との差の5か月移動平均値で、下線付きの値は+0.5℃以上となった月を、斜字体 の値は-0.5℃以下となった月を示す。海面水温と南方振動指数の最新月は速報値である。
2024年 | |||||||||||||
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12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ||
月平均海面水温(℃) | 27.4 | 27.7 | 28.1 | 28.4 | 28.3 | 27.1 | 26.4 | 25.7 | 24.7 | 24.7 | 24.6 | 24.9 | |
基準値との差(℃) | 月平均値 | +2.3 | +2.2 | +1.8 | +1.2 | +0.8 | 0.0 | -0.2 | -0.1 | -0.5 | -0.2 | -0.4 | -0.2 |
5か月移動平均値 | +2.2 | +2.0 | +1.7 | +1.2 | +0.7 | +0.3 | 0.0 | -0.2 | -0.3 | -0.3 | |||
南方振動指数 | -0.4 | +0.3 | -1.1 | +0.1 | -0.3 | +0.7 | +0.1 | -0.9 | +1.1 | -0.1 | +0.6 | +0.6 |
次回発表予定日時:1月10日14時