大気の状態不安定による大雨と突風 平成20年(2008年)7月27日~7月29日 (速報)
中国・近畿・北陸・東北地方を中心に大雨。
東北から近畿地方の広い範囲で突風による被害が発生。
災害状況
死者6名、行方不明者0名、負傷者13名
住家全壊6棟、半壊16棟、一部損壊15棟
床上浸水585棟、床下浸水2,426棟など
(消防白書より)
概要
7月27日から29日にかけて、日本付近は上空の寒気と高気圧の縁を回る下層の暖かく湿った空気により大気の状態が不安定となり、中国、近畿、北陸、東北地方を中心に大雨となった。
28日は、北陸地方や近畿地方を中心に局地的な大雨となり、5時から10時までに、富山県南砺市五箇山(ゴカヤマ)では142.5ミリ、石川県金沢市医王山(イオウゼン)では110.5ミリを観測した。また、京都府京丹後市峰山(ミネヤマ)では13時30分までの1時間に81.0ミリの猛烈な雨となった。29日は、中国地方の一部で大雨となり、鳥取県岩美町岩井(イワイ)では、7時から12時までに117.5ミリを観測した。
また、27日には福井県敦賀市で突風(ガストフロント)により死者1名となった。この他、28日にかけて、東北から近畿地方の広い範囲で突風による被害が発生した。
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問い合わせ先
気象庁大気海洋部気象リスク対策課 電話 03-6758-3900(内線 4256, 4257)
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