気象庁 | 気候リスク管理技術に関する調査(アパレル分野)


E社 帽子の素材別販売構成比

全年を通して帽子の部門別販売構成比率がどのような季節変化をするか、気温の実績値と照らし合わせて関係をみる。

用いたデータ

  • 気象データ:東京(大手町)の日最高気温、日平均気温、日最低気温および日平均気温平年値(2009年および2012年)
  • 販売データ:首都圏店舗における帽子の種類別(布帛(ふはく)、帽体(ぼうたい)、ニット、天然素材、編み物)の日別販売構成比
    • 曜日による違いの影響を除いて、気温と販売数の関係を見やすくするため、気温データ、販売データとも対象日(横軸)を中心に7日移動平均して用いた。

結果



帽子の種類別販売構成比のグラフを作成すると、ニット以外にも気温や季節と販売数の関連性についての傾向が把握できる。 編み物は春先、麦わら帽子などを代表とする天然素材は夏季に販売シェアを伸ばす。


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(参考)調査報告書

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