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台風第18号による大雨  平成25(2013)年9月15日~9月16日 (速報)


四国地方から北海道の広い範囲で大雨。

災害状況

死者6名、行方不明者1名、負傷者143名
住家全壊48棟、半壊208棟、一部損壊1,394棟
床上浸水3,011棟、床下浸水7,078棟など
(消防白書より)

概要

 9月13日3時に小笠原諸島近海で発生した台風第18号は、発達しながら日本の南海上を北 上し、14日9時に強風域の半径が500kmを超えて大型の台風となり、15日18時には暴風域を 伴った。
 台風は、その後も北上を続け、潮岬の南海上を通って、16日8時前に暴風域を伴って愛知県 豊橋市付近に上陸した。その後、台風は速度を速めながら東海地方、関東甲信及び東北地方を 北東に進み、16日21時に北海道の東で温帯低気圧となった。
 台風の接近・通過に伴い、日本海から北日本にのびる前線の影響や、台風周辺から流れ込む 湿った空気の影響、台風に伴う雨雲の影響で、四国から北海道の広い範囲で大雨となった。ま た、台風や台風から変わった温帯低気圧の影響で、九州から北海道の各地で暴風となった。この ほか、和歌山県、三重県、栃木県、埼玉県、群馬県及び宮城県においては竜巻等の突風が発生 した。
 9月15日から16日までの総雨量は、三重県宮川で575.5ミリ、奈良県上北山で542.5ミリとな るなど、近畿、東海地方を中心に400ミリを超えたほか、統計期間が10年以上の観測地点のうち、 最大1時間降水量で13地点、最大3時間降水量で25地点、最大24時間降水量で35地点、最 大48時間降水量で25地点が統計開始以来の観測史上1位を更新した。風については、東京都 三宅坪田で28.0m/s、愛知県セントレアで26.3m/s、兵庫県神戸で26.1m/s の最大風速を観測し たほか、統計期間が10年以上の観測地点のうち5 地点で最大風速の統計開始以来の観測史上 1位を更新した。

資料全文は、こちらです。また、災害時自然現象報告書もあわせてご覧ください。

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問い合わせ先

気象庁大気海洋部気象リスク対策課 電話 03-6758-3900(内線 4256, 4257)


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