梅雨前線および大気不安定による大雨 平成25年(2013年)7月22日~8月1日 (速報)
西日本から北日本の広い範囲で大雨。
災害状況
死者3名、行方不明者2名、負傷者17名
住家全壊28棟、半壊27棟、一部損壊29棟
床上浸水694棟、床下浸水2,892棟など
(平成25年8月3日現在 内閣府HPより)
<島根県及び山口県の被害>
死者2名、行方不明者2名、負傷者11名
住家全壊49棟、半壊72棟、一部損壊68棟
床上浸水774棟、床下浸水1,218棟など
(平成26年10月31日現在 消防白書より)
概要
7月22日から8月1日にかけて、日本海から東北地方付近にのびる梅雨前線と、本州に沿って西から流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、広い範囲で
大気の状態が不安定となり、九州から北海道にかけて局地的に非常に激しい雨が降った。
この期間内の総降水量は、北海道登別市カルルスで531.0ミリと500ミリを超えたほか、福島県、新潟県、石川県、福井県、岐阜県、滋賀県、島根県、山口県で300
ミリを超えた。
24時間降水量では、島根県鹿足郡津和野町津和野(ツワノ)で29日2時50分までに観測史上1位となる381.0ミリとなったほか、山形県、石川県、福井県、鳥取県、山
口県でも観測史上1位を更新した地点があった。
また、1時間降水量では、山口県山口市山口(ヤマグチ)で28日8時13分までに143.0ミリ、同県萩市須佐(スサ)で28日12時04分までに138.5ミリ、島根県鹿足郡津和
野町津和野(ツワノ)で28日4時44分までに91.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位を更新したほか、西日本から北日本の広い範囲で局地的に非常に激しい雨が降った。
資料全文は、こちらです。また、災害時自然現象報告書もあわせてご覧ください。
- 梅雨前線および大気不安定による大雨(速報)[PDF:2.4MB]
8月1日までのデータをもとに内容を更新しています。(平成25年8月2日)
- 平成25年度災害時自然現象報告書
関連資料へのリンク
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問い合わせ先
気象庁大気海洋部気象リスク対策課 電話 03-6758-3900(内線 4256, 4257)
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