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梅雨前線および台風第9号、第11号、第12号による大雨 平成27年(2015年)6月2日~7月26日


九州南部、奄美地方を中心に大雨

概要

 6月2日から7月26日にかけて、日本付近に停滞する梅雨前線の活動が断続的に活発となった。また、この間、7月9日から10日にかけて、台風第9号が沖縄地方に接近したほか、7月16日から17日にかけて台風第11号が、7月23日から26日にかけて台風第12号が日本に接近し上陸した。
 これらの台風や前線等の影響により、九州南部・奄美地方の多いところで総降水量が2000ミリを超えるなど、各地で大雨となった。また、台風第9号や第12号の影響で、沖縄県や鹿児島県を中心に、台風第11号の影響で近畿地方を中心に暴風や強風となった。このほか、6月15日から16日にかけて関東地方北部を中心に、7月22日には山形県で竜巻等の突風が発生した。
 この大雨や暴風等により、土砂災害、浸水害、河川の氾濫等が発生し、甚大な被害となった。梅雨前線による6月の大雨では、九州を中心に土砂災害や浸水害が相次いだ。また、台風第11号の影響で、西日本や東日本で土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、兵庫県や埼玉県で死者計2名の人的被害や住家被害が生じたほか、ライフライン、公共施設、農地等への被害及び交通障害が発生した。さらに、台風第12号の影響で、鹿児島県を中心に浸水害等が発生した。

詳しくは、災害時自然現象報告をご覧ください。

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問い合わせ先

気象庁大気海洋部気象リスク対策課 電話 03-6758-3900(内線 4256, 4257)


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